D2Pass提携加盟サイトにデビットカードで入会する方法
デビットカードについて
デビットカードは、金融機関の預金口座と紐付けされた即時決済取引用のカードです。
もっと分かりやすく言うと、何かを購入する際、その利用代金がカードに紐付けされている預金口座から即時引き落とし(一回払い)される仕組みになっているカードということになります。
従って、原則的にはカード利用時に預金口座の残高がなければ(足りなければ)利用することができないという特徴があります。
このような性質のカードのため、一部例外はあるものの基本的には無審査で発行されるのが一般的で、年齢制限も低く設定されており、通常15歳(一部16歳)以上であれば誰でも申し込みが可能となっています。
また、デビットカードにはいくつかの種類があるのですが、D2Pass提携加盟サイトで利用することができるのは、クレジットカードの国際ブランド(VISA / MasterCard JCB)が展開するいわゆるブランドデビットということになります。
日本では、やはりVISAデビットカードが最も一般的となっており、次いでJCBデビットカードが徐々に増えてきている状況にあります。
ちなみに今現在(2015年)、日本でMasterCardを付帯するデビットカードを発行している金融機関はありません。
D2Pass提携加盟サイトの入会登録(利用)が可能な主なデビットカード
VISAデビットカード
発行 | カード名称 | 年会費 | 海外手数料 |
---|---|---|---|
楽天銀行 | 楽天銀行デビットカード | 1,029円〜 | 3.024% |
スルガ銀行 | SURUGA Visaデビットカード | 無料 | 3% |
ジャパンネット銀行 | JNBカードレスVisaデビット | 無料 | 3.02% |
りそな銀行 | りそなVisaデビットカード | 500円+税〜(初年度無料) | 2.5% |
埼玉りそな銀行 | りそなVisaデビットカード | 500円+税〜(初年度無料) | 2.5% |
あおぞら銀行 | あおぞらキャッシュカード+ | 無料 | 2.57% |
近畿大阪銀行 | 近畿大阪デビットカード | 500円+税〜(初年度無料) | 2.5% |
三菱東京UFJ銀行 | 三菱東京UFJ-VISAデビット | 1,080円(初年度無料) | 3% |
イオン銀行 | イオンデビットカード | 無料 | 1.6% |
※ スルガ銀行とイオン銀行については簡単な審査があります。(その他は原則無審査)
※ 年会費については税制の改正や諸条件などにより異なる場合があります。
※ 海外手数料については、日本円決済の場合は掛からない可能性もあります。
JCBデビットカード
発行 | カード名称 | 年会費 | 海外手数料 |
---|---|---|---|
千葉銀行 | ちばぎんスーパーカード | 423円〜(初年度無料) | 1.6%+3% |
大垣共立銀行 | OKBデビットカード | 1,080円 | 1.6%+3% |
北洋銀行 | 北洋 - JCBデビット | 540円(初年度無料) | 1.6%+3% |
楽天銀行 | 楽天銀行デビットカード | 無料 | 1.6%+(不明) |
※ 年会費については税制の改正や諸条件などにより異なる場合があります。
※ 海外手数料については、日本円決済の場合は掛からない可能性があります。
デビットカードの申し込み(申請)方法
上記デビットカードリストのカード名称は、各カード発行銀行の公式申し込み案内ページにリンクしていますので、各々の申請要領に従ってお申し込み下さい。
いずれの発行銀行でも新規預金口座開設とデビットカードをセットにして申し込むことができますので、余計な手間がかからず便利です。
また、該当金融機関に既存の預金口座がある場合は、もちろんデビットカードのみ申し込むことも可能です。
申し込みの際、当然本人確認は必要になりますが、原則無審査なので、通常、申し込みから10日〜2週間程度でカードを入手することができます。(最短5日程度と銘打っている銀行もあります)
D2Pass提携加盟サイトでのデビットカードの利用方法
言うまでもありませんが、デビットカードはあくまでもクレジットカードの代用です。
従って、D2Pass提携加盟サイトのクレジットカードの入会登録フォームをそのまま利用することになります。
もちろん、必要項目についてはクレジットカードに準じて入力するだけなので、特別な操作なども必要ありません。(詳しくはクレジットカードで入会の項を参照下さい)
但し、唯一クレジットカードと異なる点は、D2Pass提携加盟サイトに入会登録した時点で料金が預金口座から引き落としされるということです。
つまり、預金口座に相応の残高がなければ入会登録することができないということになります。
D2Pass提携加盟サイトにデビットカードで入会するメリット&デメリットまとめ
デビットカード利用のメリット
デビットカードは、クレジットカードに比べ、はるかに簡単且つ短期間で入手することができるにもかかわらず、ほぼクレジットカード同等に利用することが可能です。
D2Pass提携加盟サイトの入会登録はもちろんのこと、預金口座に残高さえあれば基本的には継続決済も可能となっています。
また、原則、預金口座残高以上は利用することができないので、セキュリティー面での安心感もあります。
D2Passサービス(システム)での利便性を考えると、クレジットカードの次におすすめの支払い方法といえます。
デビットカード利用のデメリット
上記の通り、デビットカードは、ほぼクレジットカード同等に利用することが可能ではあるのですが、発行ブランド&金融機関によって規約や制限が異なるのはもちろんのこと、そのあたりの細かな変更も比較的頻繁に行われているため、やや確実性に欠ける部分が無きにしも非ずです。
従って、D2Pass提携加盟サイトで、全てのデビットカードが100%確実に利用できるとは言い切れません。
ただ、あくまでも管理人の個人的な経験では、これまでクレジットカード同等に利用することができているのは事実です。
ちなみに、D2Pass提携加盟サイトでの一般的な利用実績でいえば、SURUGA Visaデビットカード、楽天銀行Visaデビットカード、JNBカードレスVisaデビットあたりが圧倒的に多いものと思われますが、これらのカードであれば今のところは問題なく利用することができるはずです。(もちろん永続的に保証できるものではありません)
また、デビットカードを利用する場合、常にある程度は口座残高を把握しておかなければならず、若干面倒な部分もあります。